デイサービスでは、基本的に日中の時間帯における食事や入浴などの介助を行う。
さらに、朝と夕方には利用者の送迎を行う為、施設によっては介護能力よりもドライバーとしての能力を求めている場合もある。
この他にも、レクリエーションなどを行い、利用者を活性化させる事も大きな役割だ。
基本的には、自宅に引きこもりがちの高齢者に対し、社会に馴染みやすくなるために、コミュニケーションを取る事がデイサービスの目的だ。
その為、レクリエーションを行う際には、ただ楽しいというだけではなく、工夫を凝らし、楽しみながらコミュニケーション能力の向上や機能回復訓練などを行える様に努めている。
そして、このようなレクリエーションを通じて、利用者の笑顔が見られた時などにやりがいを感じる事ができるのだ。
また、施設によっては、定期的にイベントも開催され、地域の人とコミュニケーションを取る機会を設けている所もある。
このレクリエーションでは利用者と共に楽しむ事ができるのだ。
一緒に楽しむ事で利用者の笑顔を見る事ができ、それがやりがいに感じられる事もあるのだ。
その他に、もっともやりがいを感じる瞬間は利用者やその家族からの何気ないありがとうという言葉をもらった瞬間だろう。
仕事を通して利用者に介助を行う事は介護士にとって当たり前の事だ。
しかし、その当たり前のことに対して、ありがとうと言ってもらえる瞬間が何よりもやりがいを感じられるのである。